日本の伝統的なマジック「和妻」に挑戦するこの企画で、出川哲朗さんと谷まりあさんに和妻の指導をさせていただきました
「和妻(わづま)」とは何か聞き慣れない方もいるかもしれません
実は江戸時代、日本にもマジシャンがいました
その当時マジックのことを「手妻(てづま)」と呼んでいました。マジシャンが「手」を「稲妻」のように早く動かして凄技を繰り広げることからです。略して「手妻」
明治になり海外から西洋のマジックが入ってくるようになると西洋の手妻を「洋妻」、日本の手妻を「和妻」と言うようになりました
西洋化の波にのまれ和妻を演じる人は少なくなってしまい、今ではプロの和妻師は数えるほどしかいませんが、細々と脈々と受け継がれて今も残っています
コロナ禍で海外に行けない中、こうして日本の文化が見直されるのは嬉しいことです
今回は、「卵の脱出」「ねずみ小僧の風呂敷」「袋玉子」
などを指導いたしました(放送されなかった演目もいくつかあったのですが、また日の目を見る機会がありますように。。。)
和妻が成功しても失敗しても面白くなってしまう出川さん
すぐに和妻を習得して上手く演じてくださったまりあさん
番組に取り上げていただき和妻の魅力がたくさんの方に伝わることを願っています
番組をご覧いただいた方々、ご協力いただいた方々、ありがとうございました