和妻の演目の1つに『若狭の水』というのがあるのですが、その口上に錦帯橋が出てくるのです。
口上の一部ですが、こんな感じ!
『渡るによしなき天の架け橋、股から覗いた錦帯橋』
でも恥ずかしながら、錦帯橋の単語は知っていたのですが、どこにあるかも、どんな橋かも知りませんでした。
広島のガイドブックを見ていて錦帯橋が載っていたのでぜひ行かねば!というわけで行ってきました(-_^)
錦帯橋は1673年に完成して、翌年の洪水で流されたものの、改良を加えて建て直してからは276年間も不落だったそうです。
五連アーチの木造の橋はここだけ。たびたびの洪水でも流されない橋を目指して造ったらこういう形になったとのこと。
江戸時代中期以降には、錦帯橋の美しさが評判になっていて、浮世絵に描かれていたり、参覲交代の大名行列がわざわざ回り道してまで錦帯橋を観光して行ったとか!
葛飾北斎
歌川広重
橋を渡ります〜
船が出ていたので乗ってみます!
船から見る錦帯橋〜
船頭さんが色々教えてくれたのですが、昭和25年に流されてしまい、復興するにあたり、当時の技術を復元するのがかなり大変だったそうです。今と比べても高い技術が使われていたんですね〜。
この木の板は高いもので一枚100万円くらいするそうです( ゚д゚)
江戸時代からこんな橋があったなんて凄い!
和妻の口上は当時有名だったり流行っているものを取り入れてたのかなって思うと、奥が深いなぁ…
当時の空気感を掴むにはまだまだ勉強することがたくさんありそうです!
錦帯橋を見れて良かった(^o^)/
広島名物を食べて旅は終わり!
出雲、石見、宮島、岩国を巡った中国地方。伝統と歴史が残ってて、面白い!!(*^_^*)